有機野菜の検査・認定法




有機食品(有機野菜)と表示して出荷(販売)するには農林水産省(認定登録機関)の検査に合格しなければなりませんが、具体的に「有機JASマーク」はどのようにすれば取得できるのでしょうか?


 有機食品の検査・認定方法



1:有機JAS法で定められた栽培法で栽培する。


2:認定登録機関に申請。


3:認定登録機関が書類審査と実地検査を行う。


4:検査に合格すれば認定書が交付され有機JASマークを貼ることができ、有機食品と表示して出荷できる。


5:最低1年に1回、認定農家等の調査を行う。


以上が大まかな流れで、認定されても最低1年に1回は調査されますので、1度、認定を受けたからといって永久に有機食品と表示して出荷できるわけではなく、もしも調査によって残留農薬が検出された場合、法律による指導と処罰の対象となるのです。


また申請〜認定までにはある程度の費用がかかりますので、個人農家など、有機JAS法で定められた栽培法で栽培していても申請〜認定までにかかる費用を払えないために、申請していない農家があることも確かですし、有機栽培を行っていても近くの田んぼや畑が農薬(化学肥料)を使用している場合、風によって農薬、化学肥料が飛んでくる可能性があるため認定されないこともあるのです。


以上のことから、認定登録機関に認定されて有機食品(有機野菜)と表示している食品は安全で安心して食べることが出来ますが、認定されていないからといって必ずしも農薬、化学肥料を使って栽培されているとも限らないのです。


認定登録機関(全国に70以上)によって費用、申請〜認定までの流れは多少違います。ちなみに国内で有機栽培認定されている農家は全体の1%にも満たないと言われています。それほど有機栽培をすることは手間、コスト、時間がかかるため難しく、認定登録機関の検査も厳しいということなのです。


 有機野菜と勝手に表示すると?



農林水産省(認定登録機関)の検査に合格していないにもかかわらず、食品(野菜)に「有機JASマーク」を貼りつけたり、有機食品(有機野菜)と表示して出荷すると以下の罰則が課せられます。



「認定を受けずに有機JASマークを貼付すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰則、あるいは農産物に勝手に“有機”表示を行うと、50万円以下の罰則。」




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平成29年3月1日

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